できたことをほめることでやる気が出る

学び方の大事なポイントは心の持ち方ほめること

~保護者編~(3)ほめることはやる気を起こす大きなエネルギー源

やはり、いろいろと指導していく中でわかったのですが、やはり「ほめる」ことが大切です。
何でもかんでもほめるのではなく、できたことをほめるようにしましょう。
それもすこし大げさなくらいにほめましょう。
我々だってほめられるとうれしいものです。

私が以前教えていた生徒にこんな生徒がいました。
ある日、私に「○○先生は、よく怒る、こんなことでは大学に合格できない、とか、こんな問題もわわからないのかなどと言われて、とても嫌な気分になります。何とか私を合格させようとしているのはよくわかるのですが・・、私も一生懸命頑張っているのです」と言う内容でした。
お母さん、子供のできないところに目が行っていませんか?
子供自身ができないことは十分、わかっているのです。
それをあえて指摘されると子供は返って落ち込みます。
子供がテストで30点しか取れなかったときにどう言いますか?
「30点しか取れていないじゃないか、もっと頑張れ!」
などというのではなく、
「30点もとれたの。すごいね。よく頑張ったね。だってはじめは、何もわからなかったのだから0点だったはずだよね。お母さんなら、20点もとれないよ。さすが私の息子(娘)。この分だと35点はすぐ眼の前だよ」
と言ってあげれば、子供は、お母さんは自分のことをしっかり見てくれているのだと感じます。
すなわち、3くらいしかできなかったことを10くらい大げさにほめ、7できなかったことを1くらいに抑える。
この方がお互い楽になります。
また、これは、子供の勉強に対するモチベーションの維持にもつながります。
我々もほめられるとやる気が出るのと同じです。
脳科学的にもほめられると「やる気ホルモン」が出ることがわかっています。

我が家では毎年、お正月に家族のいいところを3つ上げようといいます。
なかなか3つ上げれません。
そのとき、「じゃあ、去年、他の人が頑張ったことを言ってみましょう」
という感じで、答えが出ない時はどんどん話を切り替えましょう

新日本教育研究所の教育理念

1、心の育成

心の持ち方の指導を行います。
具体的には私が作成したプリントを授業の初めにお渡し、そのプリントを熟読・ワークシートの完成を行うことによって、積極的思考を養います。 これをことばや行動によって実行に移していきます。
この心の育成は、私がいろいろな本を読んだり、セミナーに参加したりして得た指導方法で行います。これらを生徒にやらせてみると、すごい効果がでました。

2、人間力の養成

人間力とは、マナーや礼儀といったもので、いわゆる人間どうしが気持ちよく生活できる手段です。
人間力を養成することによって、より豊かな人間関係を構築できるものと考えています。
人間関係で悩んでおられる生徒は多いと思いますが、本当に相手を思いやる心を育くめば、今よりさらに快適な生活ができるし、「いじめ」もなくなります。
当塾で行うのは、あいさつ、返事、掃除、履物をそろえるといった当たり前のことです。

3、学力の育成

学力の育成は、「やる気」と「勉強方法」の両輪です。
なぜ成績が上がらないのか考えたことがありますか?
いやいややっているからです。それと、人は命令されると、従いたくはなくなります。
我々の仕事もいやいややっていると効果が表れません。
そう、勉強を好きになればよいのです。
でも、勉強を好きになれないものです。勉強がお子さんをいじめているわけでもないのに、なぜか好きになれないのです。

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